売却
Q&A
目的
賃貸物件譲渡の目的は種々の理由が存在するが、要は土地、建物を譲渡或は貸地とし、建物のみ譲渡もあり得る。
此の間に於いて、譲渡条件は事前に十分検討しておく事。
尚、譲渡を受ける新規オーナーは賃借人との賃貸借契約を承継する。
又、敷金は新規オーナーに移管される。
管理業者との管理委託契約は継承するのか否かも確認。
手順例
  1. 当該物件の関係資料確認
    • 権利書、土地・建物登記簿謄本、公租公課、賃貸借契約書、鍵預かり書、マスターキー・管理表、その他念書、覚書、など等
  2. 譲渡条件確認、仲介準備(重要事項説明書、譲渡契約書)、媒介契約締結
  3. 内見、重要事項説明、譲渡契約
  4. 賃借人への譲渡に依るオーナー変更通知
    • 賃貸借契約は新オーナーに承継される旨、また、敷金移管の通知
  5. 物件譲渡日にて精算
    • 譲渡日起算にて賃貸借関係…日割り家賃、共益費、
    • 同上、管理委託契約の精算
チェックポイント
新規オーナーへの引継ぎを円滑に履行する為に賃料支払方法、支払い口座も変更となり、時間的にも1ヶ月~1.5ヶ月かかる場合もある。滞納、二重払いとならないように十分な配慮が必要。
また、オーナーによっては敷金の留保不十分もある。事前に準備の事要は賃借人の不安、トラブル発生とならないように手配。