◆立地、共用部、専有部を客観的に評価
物件の見立は、近視眼的ならず客観的に行うのがポイント。「立地条件」「共用部」「専有部」の3つをそれぞれ評価したうえで、強み弱みを見極めます。立地条件なら、駅や中心街までの距離、スーパーや学校などの周辺施設、評判や眺望など。共用部ならセキュリティや外観、エレベーター、自転車やゴミ置き場など、棟としての魅力。専有部は間取りや設備、日当たりなど。魅力の高い項目が多ければ、高い家賃が期待できます。
◆ターゲットを決めて変更可能なものは改善提案
「立地条件」以外の「共用部」や「専有部」は変更可能なものもあります。苦戦している物件なら、設備などの改善次第で入居が期待できる人物イメージを設定。ターゲットを取り込むためにやるべきことを決め、告知などすぐにできることから、改修などオーナー提案が必要な時間がかかるものまで、スケジュールを組んで計画的に動きましょう。