ペットを飼っている借主を特定できません。トラブル時の責任問題は
質問者:
Oct.31.10
Q.
 約25世帯の賃貸マンションで、何室かの借主がペットを飼っているが、どこだか特定できずに困っています。今のところトラブルはありませんが、退去時の原状回復や、第三者が犬に噛まれた等の場合、責任問題はどのようになるのでしょうか。
A.
 ペット飼育が禁止なのに飼育した結果、室内に汚損破損等が生じた場合には、借主に善管注意義務違反が認められますから、その修繕費用(原状回復費用)を請求できるでしょう。
 またペット等により第三者が被害を受けた場合には、その借主が責任を負うのはもちろんですが、ペットの飼育により被害が生じることが明らかであるにもかかわらずそのまま放置していた場合は、貸主も責任を問われることになるため気を付けてください。
 以下、各社の事例・意見です。
●「疑われたままでは気分が悪いでしょうから、一応中を見せてください」と言って全室内を確認します。しかし、確認できても退去してもらうのは難しいです。
●契約書の禁止事項に入っていても、違反の事実を突き止めて証明できないと契約解除は難しいため、大変な問題です。
●保証人を呼んで説得してもらっています。