ピッキング盗難における家主の責任は
質問者:
Sep.23.9
Q.
 ピッキング盗難に遭った借主が、十分な対策を講じなかった家主の責任だと主張しています。家主が何かしら責任を負うべきでしょうか。
A.
 「貸主は既存の鍵を維持管理すること以上に、借主の盗難被害を防ぐべき義務は負っていない」というのが裁判所の一般的な判断です。防犯について特段の合意がある場合を除き、家主には、借主の財産を保護する義務まではないと考えられます。
 ただし、盗難のあった物件では入居期間が短くなる傾向があります。借主に安心して長く住んでもらえるようにダブルロック化する等、一定の防犯対策を講じるよう家主に提案してはいかがでしょうか。警察に相談して「巡回強化地域」というプレートを貼ってもらうのも、少なからず効果があるそうです。