アスベストに関する重説の必要性は
質問者:
Sep.23.9
Q.
 重説を行うに当たり、「アスベスト使用の有無に関する調査を行ったことがあるか」を家主に訊いたところ「私は毎日、建築工事の状況を見ていた。どこにもアスベストは見あたらなかった」と言われました。家主は、アスベストは無いという重説を望んでいますが、そのように説明しても問題ありませんか。
A.
 重説が必要なのは、「アスベスト(石綿)使用の有無に関する調査結果の記録の有無」と「記録がある場合はその内容」です。「その内容」とは具体的には、「調査の実施機関」「調査の範囲」「調査年月日」「石綿の使用の有無」「石綿の使用箇所」。まず調査の「記録」が必要です。記録の有無を家主に確認し、記録されている項目に漏れがあるときは、調査機関への問合せも必要となります。
 「家主が調べた。大丈夫だ」というだけでは、調査記録がありませんので「無」にマルを付けることになります。「調査記録はないけれども、家主は大丈夫だと言っています」と註釈を記載するのも危険です。そもそも説得力が弱いうえに、間違いがあったときは仲介会社や家主に責任が生じかねないためです。