家賃を滞納している借主の敷金債権譲渡通知書が届いた場合は返還しなければいけませんか
質問者:
Sep.23.9
Q.
 借主と債権譲受人の連名の内容証明郵便で、敷金債権譲渡通知書というものが家主に届きました。敷金を債権譲受人に引き渡したので、左記譲受人と相談のうえ、敷金を処分して頂きたく通知します、というのが主な内容です。
 現在この借主は賃料を6か月分滞納しています。
A.
 通常の契約書には「敷金の返還請求権を第三者に譲渡し、または担保に供することはできません」等の文言があると思います。こうした文言があれば、この申し出は契約違反であり無効です。従って貸主はこのような場合でも滞納家賃と相殺し、さらに相殺しきれなかった未納家賃と敷金を請求することができます。契約解除の方法としては裁判所に明け渡し調停を申し立て、滞納分の支払方法や明け渡し日等を和解調書にまとめるとよいでしょう。