緊急性のある高額な修繕対応は家主の連絡が取れない場合どうしたらいいですか
質問者:
Oct.23.10
Q.
 設備故障時、3万円以下の修理・交換については事後報告(費用は家主負担だが、実施は当社の判断)でよい旨を管理委託契約書で合意していますが、給湯器や風呂釜等、高額な設備が壊れたとき、家主に連絡が取れないと困ってしまいます。家主の了承がないからといって放置するわけにはいきません。しかし、事前に家主の了承を得ておかないと、あとで費用負担を拒まれてしまうことがあります。
 こうしたことはよくあると思いますが、他社はどのようにしているのでしょうか。
A.
 以下、各社の事例・意見です。
●どうしても事後報告になってしまうことはあります。事後報告であろうと、経年変化や自然損耗による設備の故障は家主に修繕義務がありますので、あとは交渉です。
●次回からはスピーディーな連絡を心掛けますと言って、携帯電話のメールアドレスを訊くこともあります。家主によって連絡方法が様々だと、事務管理が大変になってしまいますが。
●給水ポンプの交換に100万円かかるけれども家主が不在、ということがありました。そのままだと入居者は断水状態になりますから当社の判断で交換しました。後日、家主に負担を求める交渉は大変でしたが、断水状態のまま放置しておくことの方が賃貸経営上大きなマイナスであると説明し、どうにか理解してもらいました。
●故障について借主に責任がなければ、速やかな修理・交換が必要だと考えます。対応を遅らせることについて借主との交渉などできません。しかし、事後報告になったことについての家主との交渉は可能です。